愛なのか執着なのか

2020年05月

夫はわかっただけでこれまで2人の

女性と不倫をした


1度目は10年位前で私よりかなり

年下の女性だった 

その頃の私は仕事が多忙で夫と休みも

別ですれ違うことも多く家事もおろそか

になり夫への口調もキツくなることが

多々あった


そんな時夫の心の隙間を彼女は

埋めてくれてたんだよね

夫はその女性に恋をしていたんだ

と思う


私には性欲はもうなくなり

そういうことは興味がないなんて

言ってレスだったのにね

笑っちゃう


それまで夫の机の中など見たことも

なかったけれど発覚してから

調査すると出てくる出てくる

避妊具や彼女からもらった

プレゼントの数々


夫立ち会いのもと携帯を調べると

ライブや水族館や買い物に行った

お店の痕跡や求め合っていた証拠

がたくさん残っていた


夫はツメが甘いのだ


発覚後離婚するのか否か確認したら

彼女とは別れるとのこと

彼女と一緒になると言われたら

3人で話し合おうと思ったが

そこからは私と夫の2人の問題になり


話し合いは毎日続いた


怒りがぶり返すと夜中でも夫を

付き合わせ話し合いをし

食欲不振睡眠障害激痩せと

メンタルギリギリの半年くらいで

なんとか乗り越えた


不倫した夫が100%悪いとその頃の

私は思っていたが今思い返すと

我が家の場合私にもいたらないところが

あったから夫は不倫したのだと

思う


夫を許したというよりも私が

もう一度夫とやり直そうと決断した

というところかな



このときはまだ夫のことが

好きだったから












彼は食べ物の好き嫌いがとても多い

食べ物は自分の身体が本能的に

あわないことを感じとり

食べられない場合も多いらしいから

一概には言えないけれど


私個人の統計では食べ物の

好き嫌いが激しい人は

人の好き嫌いも激しい人が

多いような気がする


彼は人の好き嫌いも激しく

社会人として最低限の

コミュニケーションはとるけれど

1度こじれたり嫌いになった人は

即シャットアウトするらしい


社内で彼は機嫌の良いときと

不機嫌なときがハッキリしていて

ストレスが溜まっているときは

上司や同僚や女性社員達とも

距離を置いてしばらく話さないと

言っていた


本人は職種が営業で結果を

残しているから特に問題は

ないとのこと


正直過ぎる生き方、、、

嫌われる勇気?

嫌われても構わない勇気なんか

私は一生持てないなーーー


彼のポリシーだから尊重するし

群れない一匹オオカミで

私とは対極にいるからとても

興味深い


一方の私は好き嫌いは全くない

なかったのに最近は

食物アレルギーが出始め

生まれて初めて食べられないものが

出きたことにびっくりしている


何でも食べてみたい精神があり

チャレンジし過ぎてた食あたりに

なることも多い

今まで自分の身体に対して

鈍感すぎたのかもしれない


そして

私は仕事上で人の好き嫌いは少ない

それは自己防衛本能かもしれない

基本は自分と他人は人間が

違うから意見が違って当たり前

となるべく気にしないようにしている


嫌いな人が多い人はストレスフル

になると思うし仕事上で必要以上に

人に対して怒りを感じやすい人

すぐイライラしている人をみると

ストレス溜まって疲れるだろうなー

と思う


相手に期待しないでそういう人だと

割り切った方が平常心で暮らせて

ストレスフリーで健康に

過ごせるのにね


そんな私も彼とのことだけは

イレギュラーで時々私の心を

ざわつかせてはストレスフルになり

平常心ではいられなくなる


何故?












6月に趣味仲間と出かけるため

彼が計画を立ててレストラン等の

予約や色々予定を組んで

決まったことを都度私に

教えてくれる


いつもながら頼りになる男だー

と感心する


女友達と旅行のときは

国内海外問わず自ら調べて

ツアーではなく個人旅行で

コーディネートして提案する

私ですが


彼との旅行や出かけるときだけは

全てお任せしている

それは何故かというと彼に任せると

自分とは異なる感性でいつもとは

違う世界が見られて楽しいから


海外で私はGoogle マップを見て

効率よく歩きたいタイプだけど

彼は好奇心が旺盛でせっかくの

旅行なんだから地図無しで

直感で歩いていこうよタイプ


そうするとGoogle マップ見て歩いて

いたら到底見ることの出来なかった

風景やお店そして街の雰囲気を

目的地まで寄り道しながら

楽しめて小さな冒険の後には

いつも2人の思い出がたくさん

できている


自分と反対の性格や感性だから

面白いーーー

長く一緒にいても私は飽きない

、、、私はね


6月は久しぶりに仲間と遊ぶため

集合場所まで2時間を2人で

ドライブすることが決まり

今から興奮している


何を着ていこうと今からワクワク

ドキドキしている


2人で海を見るのは久しぶりだ

彼から連絡があり

プロジェクトが動き出したから

6月中は休みもとれないくらい

忙しくなる予定だ

と言われた


5/20に会えて以降多分2週間以上

顔を見ることは出来ないと思うけど


6月は既に彼と仕事で4度

趣味の仲間達と1度会う予定があり


今週から毎日連絡もあるから気持ちが

穏やかで落ち着いている


きっと毎日声を聴いていることと

来月は会えるという確約があるから

だね


今は自分磨きを頑張って

来月会う日のコンディションが

最高になるように日々全身の

お手入れを入念にそして

体力作りに励むとしよう


なぜ私は自分に自信がもてないのか

おそらく幼少時代の母親との

関係が原因だと思っている

 

父は仕事が忙しく深夜に帰宅する

ほとんど不在の日々


専業主婦の母は家事と育児だけに

追われストレスがたまり孤独で

4歳下に生まれた弟だけが

生きがいとなり私はすっかり

主役の座を弟に奪われ家庭の中で

孤独を感じるようになった

弟が生まれるまでは私も愛されていた

いただろうにただ弟が恨めしく

そして羨ましくもあった


母の関心をひきたい私は

勉強もスポーツも頑張ったけれど

いくら良い結果を残しても私は

褒められることもなく

叱られることもなくなり


母に

話を聞いてもらいたい

認めてもらいたい

関心を持ってもらいたい

愛してもらいたいと

愛に飢えた私は承認欲求が

強い性格になってしまった


(20歳を過ぎた以降親は関係なくて

ただ本人の心が弱いだけなんです

けどね)


家族に期待することをやめた私は

夫なら私を満たしてくれるかも

しれないと期待して25歳で結婚


夫は外面が良いので社会的に

信頼され真面目な人で通っていて

私もそこに惹かれ結婚したけれど


実際暮らしてみると喜怒哀楽の

感情の幅が小さい愛のない人だった

、、、20代半ばの私には見抜く

力がなくてそういう人を

私が選んでしまった


結婚しても孤独感は消えなくて

両親からの愛情を不足と感じ

足りない分を夫にもらい安心して

生活したかったのだけれど残念

ながら夫からも得られなかった


そして夫の不倫でまた自信喪失、、、

(学生時代の友人関係や仕事は

問題ないのに好きな男性との関係は

いつもつまずく)


そんな私の心の隙間に

グイグイ入ってきて私に

関心をもち承認欲求を100%

満たしてくれて私を常に必要と

してくれた彼に私は身も心も

ごっそり持っていかれた


そして付き合って4年目以降彼の

温度が急降下してまたつまずき

自信喪失、、、


歴史は繰り返す

やはり私の性格に問題ありだ


自分のことは自分で愛してあげないと

他人に愛してもらおうなんて

思ってはいけない


そうすれば心に余裕が生まれ

他人に愛してもらいたいとは

思わなくなり自然に愛される

人になるのかもしれない


私に足りないのはそこだ

わかっている、、、


私のまわりには独身の友人が多く

彼女達は仕事して自立して

いつも堂々として承認欲求など

なさそうでパートナーは

いてもいなくても構わないという

スタンスで芯のしっかりした

女性ばかりだ


もちろん私のうかがい知らない

人生が色々あったと思うけど

配偶者やパートナーに煩わされる

ことなく自分の人生をちゃんと

生きてるところはとても羨ましい


私はそんな彼女達に幼少時代の

母親との関係を尋ねると

答えは必ず全員同じで


「母親から一心に愛をもらって育ったし

兄弟の誰よりも母親に愛されていた

と思う」


やはり

親から肯定され続け愛されて育った人

あるいは愛されたと実感のある

人達は自分に自信があり優しくて

愛が溢れていて心に余裕のある

人が多いような、、、


私みたいに愛をくださいなんて

思わないんだろうな

妙に納得する


そして思う

私は恋愛体質だけど恋愛には

向かない性格だから近い将来

もし彼から卒業できたら

もう2度と恋はしないつもりだ


ここのところすっかり失って

しまった自信を早く取り戻し

人生の後半はもっと私らしく

堂々と生きたい

次は彼無しでも充分楽しんで

100%自分のために生きていきたい


私達のラスト

どこへ向かうかはわからないけれど

今は悔いのないように彼と

行けるところまで行こうと思っている


新しい世界が動き始めた









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